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佐渡裕監督の感受性のすごさ

2014/12/02

昨日一万人の第九佐渡裕総監督指導の練習、

いわゆる『サドレン』がありました。

尼崎のアルカイックホールに1000人以上のメンバーが集まっての練習です。

1000人といえばかなりの数の合唱団ですが、

本番はこの10倍10000人なんでかなりの迫力になります。

練習は15分ほどの発声練習から始まり、いよいよ佐渡監督のおでましです。

色々トークをまじえながらの練習なので練習とは言え

佐渡ファンにとっては

ライブトークショーを聞いている感じすらあります。

とはいえ、最後の練習で、総仕上げでもあるので

参加者全員かなりの気合いが入っています。

そして昨日がそのサドレンの最終日でもありました。

男声合唱の大きな声でフロイデと切り出すところから

練習が始まります。

細かいテクニックよりも感情を込めることに重点をおいた

解説が何度も繰り返されます。

みんなの声も揃いだし

サビのMパートを歌い終わったとき

佐渡監督が『感動しちゃったあ・・・』と言い終わらないうちに

目が潤んで声が詰まってしまいました。

私は前から3列目に座っていたので彼の表情が手に取るようにわかったのですが

目からは大粒の涙がこぼれ、口はへの字に曲がり

こみ上げてくるモノを必死でこらえている表情でした。

ええええ????

素人軍団の私たちの合唱を聞いて世界の佐渡裕監督が感動してるの?

ちょっと信じられない気持ちでした。

彼は振り向いてハンカチで涙をぬぐい

あらため『感動した・・・・・』とふたたび涙声

みんなからは拍手、拍手の嵐

おそらく一万人の第九の今までの歴史を振り返り

今年のサドレンを振り返り

様々な思いと一緒に感情がこみ上げてきたんだろうなと思いました。

私はその感受性の鋭さにとても感銘を受けました。

世界を股にかけて活躍している現役のプロアーティストが

私たち素人の合唱を指導し、その歌声に感動して涙している。

指導を受けている私たちにとってこれほどの喜びはありません。

もちろんその後はどんどん熱が入っての指導となり

あっというまの90分が過ぎていました。

オーケストラを指揮すると言うことは

楽譜の隅々まで頭に入っていることは当然ですが

感情の出し方までをもその指揮ぶりから伝わってきます。

さあ、後は今週の土曜日に本番同様のリハーサルがあって

日曜日に本番を迎えます。

体調を整えて少し早い目の今年の総決算をしたいと思います。

今日も読んでいただいてありがとうございます。

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